読書17冊目は『1%の努力』ひろゆき(ダイヤモンド社)です。
健康・美容系の本が続いていたので、気分を変えたくて、本屋さんの話題の本コーナーから選びました^^恥ずかしながら、著者のひろゆきさんこと西村博之さんのことを今回初めて知りました~!すごい方なんですね!
この本では、あなたに「サボる才能」があるかを試し、それを磨いていくための「7つの話を」をしようと思う。
目的は1つ。
死ぬまでの「幸せの総量」を増やすためだ。
この「幸せの総量」、出だしで心掴まれました!わたしが何のためにお金を整えたいのか、お金に困らない生活をしたいのか…、総じて言えば「幸せの総量」を増やすためだと思う。
捨てるものを決める思考法
「それは修復可能か?」という判断軸だ。
もし修復が可能だったら、後回しにしてもいいというルールである。
最近は「やること」をたくさん作るよりも、「やらないこと」を決めるようにしています。子育てをしていると自分の時間は本当に貴重です。わたしの優先順位は寝る時間、家族の時間、本を読む時間。そのためにしなくても困らない家事や習慣は捨てていこうと思う。
寝不足で体調を崩したら後悔するし、可愛い盛りの子どもとの時間は今しかない…そう考えると、優先順位がつけやすいですね。「それは修復可能か?」という問いかけは、すごくためになる!
「頑張りは人に押し付けない」
「成功した人はすべからく努力をしている」みたいな神話があるけれど、努力していると思われるかどうかの問題だ。
「わたしはこんなに家事、育児を頑張っているのに…」とつい卑屈になってしまうことがあります^^; 知らず知らずのうちに頑張りを人に押し付けているんだろうな。
これから自分がなにかを達成しようとするとき、例えば就職とか、資格取得とか…「頑張る」という気持ちではなくて、「楽しいから、好きだからやる」と考えるようにしよう!逆にそう思えないものは、「やらない」という判断もできるよね。
遺伝子や環境がどうだったのか。
一歩引いてみて、自分だけのせいにせず、「1%の努力」で変えられる部分はどこなのかを考えてみるのだ。
どちらかというと、わたしは「働きアリ」タイプ。ラクして生きる=罪悪感を感じやすいです。一時期は「努力に勝る天才なし」を座右の銘にしていたほど。今も食洗器で後片づけ、ルンバでお掃除をしていることに、「昭和の母親たちに悪いなぁ」なんて思ったりします^^;
でもそうじゃなくて、自分の才能が発揮できる所を見つけて楽しく生きる。そうすることで周りの人にも優しくすることができる。
わたしには、「考え方に余裕を持つ」ことを教えてくれる本でした。
自己啓発本は努力を勧めるものだったり、著者がどんな努力をしてきたかを語る本が多い中、無理な努力をしなくていいと言ってくれる本は貴重だなと思います^^