図書館でよくお会いするママさんにおすすめしてもらった本です。『かんがえる子ども』安野光雅(福音館書店)
この本では、テレビやインターネットなどを見ているうちに、料理のしかたから、作法のありようまで、「考え」をだれかに託してしまっている、このことを「考えなくなっている」といっています。
おとなの目が行きとどいていることは必要ですが、行きとどきすぎると、子どもの自由がなくなります 。
「自分の考え」がなくなってきている、ということは困ったことで、「自分の考え」がないと、無責任になってしまいます。
わたしはぎくりとする内容が多かったです^^;こちらの本のいう通り「自分の考え」を持つ子どもになって欲しいけど、わたし自身「自分の考え」は持ててません。情報(=人の考え)に託することで、満足しているかも。まずは自分から変えていかなくては。
最近の悩みのひとつが「こんな人になってほしい」と思うあまり、自分の価値観を子どもに押し付けていないかどうか…、自分ではそんなつもりはなくても、無意識に子どもを自分の支配下に置こうとしているのではないか…ということ。「見守る」って本当に難しいですね。
今回のように人からおすすめされた本はできるだけ読むことにしています。自分では見つけられない本もあるし、素直に出会いを楽しみたいと思います^^