脱・貯められない主婦 お金の整え方

30代主婦まるこ シンプルライフ×投資×子育てのブログ

スポンサーリンク

読書メモ18冊目 『伸びる子どもは〇〇がすごい』榎本博明

f:id:marucoyan:20210822154233j:image

読書18冊目は、『伸びる子どもは〇〇がすごい』榎本博明(日経BP)です。

子育てはどうやってもマニュアル通りいかないので、あまりこの手の本には手を出さないようにしていましたが… 息子も3歳になり、赤ちゃん時期とはまた違う子育ての悩みも増えてきました^^; 子ども、親にとっても無理のない程度で参考になればと思い、手に取りました。

つまり、「ほめて育てる」「叱らない子育て」というのは、親がラクすることには貢献しても子どものためにはならない、ほめて育てれば自己肯定感が高まると言われてきたが実際は低下の一途をたどっており、傷つきやすい若者、我慢できない若者、頑張れない若者が世の中にあふれるようになっている

 

早期教育に効果はあるのか?

ここで慎重に考えなければならないのは、早期教育の意義である。効果があるということと意義があるということは違う。まったく別次元の話である。そのところを混同しないようにしたい。
たとえば、みんながまだ字が読めないときに、わが子が字が読めるようになったとして、それにどれだけの意義があるのだろうか。小学校に行くようになれば、だれもが読めるようになるのである。

 

友だちと思い切り遊ばせることの大切さ

親は子供に合わせてくれるが、友だちはそうはいかない。
(中略)
そうしたやり取りを通して、相手には相手の視点があることを学び、我慢することを学ぶ。それによって、相手の気持ちに共感する力や自分の感情をコントロールする力が身についていく。これらは非認知能力の重要な要素だが、それは幼い頃の友だちとのかかわりの中でつくられていく面が大きい。

 

レジリエンスを高めるのが子ども時代の最重要課題

レジリエンスというのは、復元力と訳され、困難な状況でも諦めずに頑張り続ける力、挫折して一時的に落ち込むことはあってもすぐに立ち直っていける力を指す。

専門的な用語もあり少し難しかったけど、読んでよかったと思える内容でした!

3歳になると、周りでは習い事を始めるお友達も増えてきました。我が家は、「幼いうちはできるだけお金をかけない(貯め時だから)」というのがモットーなんだけど、ぐらぐらと揺らいでしまうことも。でも、やはり子どもは「子どもらしく思い切り遊ぶ」、それに間違いはないのだなと。

わたしが努力することは、褒める・叱るにメリハリをつけることですね。子どもを叱るというのは本当に疲れます。着替えや片付けだって、子どもが自分でできるまで待つのはイライラするし、エネルギーを消耗してラクじゃないのです。

「ママだってラクしていい!」という言葉に癒されるけれど、重要なのはラクするところを間違わないようにすること。わたしが手を抜いてラクするところは、家事かな…←いいのか?(笑)。今は専業主婦でいられる分、子どもとの時間を大切にしていこうと思います。