今年13冊目の読書は『人間の器』丹羽宇一郎(幻冬舎)です。
夫がなんとなく書店で手に取ったそう。まだ他にも読む本が溜まっているらしく、わたしが先に読ませてもらいました^^
日本人はよく空気を読むといわれますが、空気は読んでも、それに従う必要はない。これは違うと思えば、自分の道を行けばいい。自分を貫くためには、あえて空気を読まないことだって大切です。
あるプロ野球の監督は、「スランプなんていうものはない。スランプといって騒いでいるやつは、ただ下手くそなだけ」といっていたそうです。
つまり、選手がスランプだと思っても、それがその選手の実力だということです。人は調子がいいときをとらえて自分の実力だと思いたがりますが、不調のときこそがその人の本来の実力でもあるのです。
「金は天下の回りもの」という言葉がありますが、皆が皆、お金を得ることが目的になってしまえば、お金はスムーズに回らなくなってしまいます。よりよい人生を送るための手段と考えてお金を使うことが、お金のめぐりをよくし、社会を豊かにするのです。
私は常々、仕事においても生きることにおいても「清く、正しく、美しく」あることが大切だといっていますが、この「清く、正しく」というものを含んでこそ、本当に美しい仕事や人生は生まれるのです。
「清く、正しく、美しく」、素晴らしい言葉ですね。自分の子どもにどんな人になってほしいかと聞かれれば、「清く、正しく、美しく」が根底にある人かなと思いました。これから我が家の家訓にしようかな^m^
最近、電車通勤の間に読書を始めた夫。今年は投資も始めたし、なんだかお金と時間の使い方が変わってきたように見えます。今までこれといって共通の趣味などもなかったのだけれど、お金や読んだ本のことなど話す話題も増えてきたことがうれしいです^^